前回お話しした、漏水事故につながらないようにする注意点の続きとして
屋上防水工事をきちんと行うことがありました。今回は引き続き
外壁塗装工事についてです。その前に屋上防水工事のお話しで質問がありましたので
お答えします。
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所有しているビルが、もうすぐ築30年近くになり、先日屋上に上がって防水面を見てみると
ひび割れが広がっていました。建物の建築年数的にもやはり防水工事を行わないと
いけないでしょうか、とのことでした。現場を見ていないため、なんともいえない部分が
ありますが、年数的にはすでに1回は行っていないといけない年数ですので、雨漏りの
リスクもありますのでなるべく早く行うのがよいと思います。
屋上の防水工事だけで十分かどうか確認する
建物にとって一番の注意しなければいけないことは経年劣化によって雨水などが建物内に
侵入し、その結果に構造部分である鉄骨が錆びたり、コンクリートがひび割れたりすることです。
前回お話しした入居者に影響を与えてしまうことはその後に起こることで、40年50年と孫子の
代までもたせるためにはきちんと計画的に屋上防水工事や外壁塗装工事を行わないと
いけません。経過年数である程度の劣化の具合が分かりますので、一度全体を専門業者に
見てもらうのがよいでしょう。当社でもご紹介は可能ですのでお気軽にご相談ください。
外壁塗装などは一度高圧洗浄で汚れを落とした後に、上塗りする形で防水性の塗料を
塗装していきます。最低でも半年に一度は建物全体をご自分でよく見てみましょう。
気になったところは写真にとって専門家のアドバイスを受けましょう。
次回は建物管理における重要なポイントについてお話しします。