最近、ビルオーナさん、大家さんからいただく質問で
マンションや店舗などの賃貸管理の業務は
どこまでやってもらえるか知りたいと多かったのでお伝えしたいと思います。
賃貸管理会社へ毎月の管理料を支払っても自分で全てできないので
教えてもらってよかったと多くの大家さんから感想を頂いています。
賃貸管理の基本業務
まずは毎月の家賃の集金です。通常ですと月末に家賃の支払日が設定されることが多く
支払日までに入金があるかどうか、ない場合は入居者に連絡をしていつ入金してもらえるのか確認します。
1棟で部屋数が多いと複数遅れることもあるので、これだけでも結構な時間がかかります。
また、契約期限が近づいてきたら更新のお知らせをして、更新時には新たな契約期間の契約書を
新たに作成し、大家さんにかわり契約書の説明を行います。
そのさいに条件交渉などがあった場合、大家さんと入居者の間に立って交渉をまとめます。
解約の通知が入ったら退去日に立会をして残置物がないかの確認や、
原状回復工事が必要な場合は、業者に見積もりを依頼して精算を行います。
また、新たな入居者募集に必要な工事の見積もりを
とったり、周辺の物件の家賃相場の変化などの知識も必要となってきます。
賃貸管理会社がいないと大変なことが多い
特に貸したら家賃が自動的に必ず入ってくると思っていらっしゃる大家さんが
多いように感じます。
昔はなかった家賃保証会社がこれだけ増えているのも
それだけ家賃の滞納が多いということです。
滞納になる前にできるだけ連絡を取り
最小限のリスクに抑えるという意味で賃貸管理会社の存在は非常に大きいです。
以前は自分で集金や催促などを行っていたが、自分の時間がとても取られてしまい
今はもうやりたくないので管理会社に任せているという方も増えています。
それに、リフォーム工事もどこまでやればよいかわからないと思います。
賃貸管理会社に支払う費用は?
一般的な管理会社ですと、毎月の家賃収入の5%程度が相場です。
この中で先程触れたような業務を行います。新たにテナントが決まった場合は
別途広告費用が発生することが多いです。
管理費や管理料など呼び方が異なりますが、多くの方は毎月確実に
家賃の入金を期待するには、賃貸管理会社に依頼するのが最適とお考えのようです。
エレベーターの管理費などは別なのでこれは専門業者に任せる形になります。
大家さん自身の管理義務はどの部分か?
今までお伝えしてきたように、契約業務に基づいた業務を賃貸管理会社にお願いをするとしても
ビルやマンションの所有者としての管理義務はどのようなものがあるのでしょう。
それは、共用部分等の防火管理義務などです。ビルオーナーは建物全体の防火管理者として
登録する必要があります。
防火設備の点検や動作確認などは必要になってくるでしょう。
このように、不動産を所有していると賃貸管理業務はとても重要な役割を果たしてきます。
賃貸管理で設備に関するお悩みなどありましたら、お気軽にご相談ください。
専門スタッフによる適切なご提案をさせていただきます。
墨田区周辺の江東区、台東区、江戸川区なども
取扱エリアですので大丈夫です。